台風ウサギが発生!
台風の名前は動物の名前が付けられる場合があります。2018年11月に発生した台風は「ウサギ」という名前が付けられました。その他にも「ヤギ」や「コグマ」「クジラ」などかわいらしい動物の名前が付けられる場合があります
次回台風13号の名前は「クジラ」になる予定です。
台風の名前の付け方
台風には元々、アメリカが英語名(人物名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風は平成12年(2000年)から日本含む14カ国が加盟する台風委員会の加盟国が提案した名前が付けられるようになりました。各国10個ずつ140の名前が決められています。
台風の名前つける条件
- 文字数が多過ぎないこと
- アルファベット9文字以内
- 音節が多くなくて発音しやすいこと
- 名前が加盟国の言語で感情を害しないこと
日本が提案した台風の名前
- ヤギ
- ウサギ
- カジキ
- カンムリ
- クジラ
- コグマ
- コンパス
- トカゲ
- ヤマネコ
- コイヌ
日本からは、特定の個人・法人の名称や商標などではない中立的な名称で、天空にあり親しみやすいことから星座に由来する名前が提案されました。繰り返し付けられる名前だが、大きな災害につながった台風は変更することもあるそうです
台風ウサギは3年後にやってくる
アジアで決められた台風名は合計140個。1年間に台風が発生する数は平均25個です。一度使われた名前がまた再び使われるのはだいたい5年後になります。台風ウサギは前回2018年11月でしたので次回は2023年か2024年ころにまたやってくる予定です。
過去にウサギが付いた台風
- 平成13年台風第10号
- 平成19年台風第5号
- 平成25年台風第19号
- 平成30年台風第29号
台風12号はドルフィン
予想進路図
9月22日に発生した台風12号の名前はドルフィンです。日本に到着する前に暴風域は無くなる予想ですが、予報円が広く進行する進路がまだ未定のため、十分な警戒が必要です。気象庁の予想によると24日~25日にかけて関東でも大雨の警戒が必要です。秋雨前線の影響でしめった空気がおおくまとまった雨が降る可能性があります。河川の氾濫や冠水などにも充分注意が必要です
がんばれ偏西風
偏西風の影響で台風12号は東側に流される可能性があります。見事に日本をよけるようなコースに変更してきています。東にそれるほど関東や日本海側の被害も少なくなります。北海道への影響もギリギリ最小限に避けられそうです。がんばれ偏西風
台風ウサギ
台風名ウサギ (Usagi) は日本が提案した名前で、星座の「うさぎ座」から名付けられたそうです。 2000年に台風のアジア名 (国際名) として台風委員会により33番目に制定されました