記紀神話の中で、富士山の祭神とされてきたコノハナサクヤ姫と、その姉であるイワナガ姫は決裂した関係に置かれていました。ありがとう神社はその姉妹神双方と、さらには地元の龍神を祀る尊い神社です。コノハナサクヤ姫とイワナガ姫の和解には天地和合の意味があり、そこから日本再生のエネルギーが生まれたといわれいます。
とくに岩のごとき長寿と力強さをご神徳とされるイワナガ姫が岩陰を出て、ついに表舞台に立たれることは、新しい時代の幕開けを意味しました。「ありがとう神社」、富士山をコノハナサクヤ姫とイワナガ姫両神のご神体と仰ぐ歴史上初めての「結びの神事」となり、この神社を参拝される方にも、大きな福徳を得ることになることでしょう。
ということで、今回は静岡県御殿場にある、ありがとう神社を紹介します。ここありがとう神社は前回紹介させていただいた時之栖の敷地に隣接していますので是非、ご参拝の際はそちらもご覧ください
ありがとう寺は宗派に属さないお寺でありがとう禅や断食道場などが開催されています。そしてたくさんのお地蔵さまが並んでいます
大黒天様は七福神の中では、福徳や財宝を与える福の神ですが、原形は闇の神様だといわれています。大黒は梵語の摩訶迦羅 マハーカーラ の訳で、マハーが大で、カーラが黒になっています。ヒンズー教ではシヴァ神の化身で、シヴァ神が世界を灰にする時、この姿になるとされています。
大黒天様は日本では大国主命（おおくにぬしのみこと）様と同一視され、七福神のお一人として広く信仰されてきました。ここ「ありがとう大黒天」に真摯にお祈りすれば、最高の福運を授かることができるそうです。お祈りする時は、必ず声に出して次のようにお唱えください。
「おんまか きゃらや そわか」（七回）
「ありがとう」（七回）
なぜか？はにわの置物がありました。理由はわかりません。こんど調べてみたいとおもいます。今日は簡単ですが、ありがとう神社のご案内をさせていただきました。
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